足がつる

足がつる、ケイレンするという症状があります。
寝ているときにこれが起こると多変辛いものです。

色々な原因があると言われますが、漢方的に診ると直接の原因はただ一つです。

≪氣の停滞≫

これに尽きます。

何故氣の停滞が起こったかを考えるのが私たちの仕事。

冷え、腰の歪み、腎虚等が主な原因です。

冷えなら氣血の巡りを改善すれば良い、芍薬甘草湯がファーストチョイスに。
腰の歪みならそれを矯正すれば良い、鍼灸マッサージ、葛根湯をはじめとする発表剤を考える。
腎虚なら補腎をすれば良い、六味丸、八味丸などを選す。

これ以外に意外な原因がある。
胃氣不足である。胃は水穀の海、食べ物を受け入れ陰陽に分かち陽(=氣)を取り出し、脾の運化作用により全身に供給している。
脾胃の不調があると筋肉を滋養する氣が不足するため”つり”、”ケイレン”が起こります。

先ずは痛みとケイレンを去るため芍薬甘草湯を用い、同時に胃腸の手当てをすると良いでしょう。
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漢方薬の味が変わった

漢方薬の多くは本来煎じ薬です。
生薬を30分ほど煮込んで作るもので、温かいうちに服用します。
当然味がします。
実はこの煎じ薬の味は非常に大事なのです。
熱を冷ます生薬は苦味が強いですし、補う生薬は甘味があります。
複数の生薬を混ぜて煎じるとその処方特有の味がするものです。

その証が合っている場合、煎じ薬の苦味が爽やかに感じたり、甘味を強く感じたりするものです。
漢方薬・煎じ薬を服用し続けていると症状が軽くなったり、体質が変わってきます。
すると今まで苦も無く服用していた漢方薬の味が苦痛に感じるようになることがあります。

これは漢方薬の休薬、廃薬、変更のサインであることがよくあります。
勿論そうなってもある程度服用をし続ける必要のあることもありますが、
≪味が変わった≫
というのは何らかの体のサインなので、注意深く相談しなくてはなりません。

肝腎要の肝臓

肝臓は内臓のなかでも血液を多量に貯えています。
貯えるには理由があります。
漢方では肝臓は血流に大きな影響をもっていると考えます。
特に女性の生理周期には大きく関与していると考えます。

生理以外の不正出血が肝臓が原因であることもしばしばあります。

肝臓の不調は外的・精神的ストレスで発生し、多くは肝鬱という状態になります。

たまに臍に触れすぎて肝鬱になることもあり、そんな時は肝鬱を解消する「疏肝作用」をもつ漢方薬を使用することで不正出血を止めることができます。

21日土曜日は早じまい

【21日土曜日は早じまい】
21日土曜日は出張に出かけるため、長全堂薬局の営業を通常
~pM19:00(午後7時まで)のところを
~PM18:00(午後6時まで)
といたしますので、よろしくお知りおきくださいませ。

何故か日本漢方には温病の概念がありません

我々漢方を専門を標榜している者として風邪には二通りあることは常識であるが、
風邪には傷寒と温病があり、それぞれ適宜症状に応じて対応しています。

風邪には葛根湯を言われるように、寒気がして頭痛がして熱が出始める場合には発汗剤である葛根湯でもよいですが、
寒気がなく熱感が強く、咽痛のある風邪には辛涼発表剤である銀翹散を用い、温病として対処します。

温病の概念のない日本漢方、医療保険ではどうするか?

小柴胡湯加桔梗石膏、これを使用します。

小柴胡湯加桔梗石膏は本来風邪の初期ではなく、傷寒二三日といったすこし少陽位に移行した時に使用する処方です。

温病を知れば、適切に対処できるものを。
隔靴掻痒の感がありますね。
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